先月、埼玉県狭山市の集合住宅の1室に乾燥大麻およそ460キロ、
28億円相当が保管されているのが見つかり、警察が押収しました。
警察は営利目的で大麻を所持した疑いで暴力団幹部など3人を逮捕し、
入手経路などを調べています。

逮捕されたのは、いずれも住吉会系の暴力団幹部で、埼玉県狭山市の
小平永吉容疑者(41)と菅谷典史容疑者(33)、それに組員の松下健容疑者(32)です。
警察によりますと、3人は先月31日狭山市内の集合住宅の1室で、
乾燥大麻300グラムあまりを営利目的で所持していたとして
大麻取締法違反の疑いが持たれています。
これまでの捜査でこの部屋や車からは袋に入った乾燥大麻およそ465キロ、
末端の密売価格にして27億9000万円相当が見つかり、警察が押収したということです。
警察はこれらの大麻を売って組織の活動資金にあてていたとみて入手経路などを調べています。
警察は捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220618/1000081106.html