奨学金で大学卒業…「後悔しています。」手取り18万円、都内1人暮らしの悲惨

7/8(金) 10:31配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/1608ff5ad75c98af7cc3d8c0cc8deb2d344845d2?page=1

現在、約半数の大学生が奨学金を受給している。

しかも、最も多いのは返済が必要な「貸与型」奨学金だ。

貸与型奨学金の“ツケ”を取り戻すまでには、かなりの時間がかかる。

奨学金を受給するのであれば、受給者を待ち受ける現実について知っておくことも必要だろう。

「奨学金」でライフプランが破綻する人、続出

高卒と大卒とでは、収入が大きく変わることはもはや言うまでもない。

厚生労働省の『令和元年 賃金構造基本統計調査(初任給)』によると、大卒者の初任給は平均21万円、高卒で16万7400円(いずれも男女合計)。

就職1年目の時点で、月々4万円以上、年間にして約50万円もの差がつく。

生涯年収ともなれば、その差は4,500万円以上にも及ぶ。

それならば、無理をしてでも大学に行かせてやりたいと考える親は多いだろう。

実際、大学進学率は年々上昇している。文部科学省によると、2021年度の大学進学率は過去最高の54.9%に昇ったという(文科省『令和3年度学校基本調査(確定値)より』)。

しかし、その親心がかえって子を苦しめているケースも少なくない。