岸信介元首相に反感か 旧統一教会「日本招いた」 山上徹也容疑者が供述

安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、元海上自衛隊員の無職、山上徹也容疑者(41)が、恨みを抱いていたとされる宗教団体について
「(海外から日本に)招き入れたのが岸信介元首相。だから安倍氏を殺した」と話していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
奈良県警は、容疑者がインターネット上などの不確実な情報を信じ込み、岸氏への反感を孫の安倍元首相に向けたとみて調べる。

山上容疑者が背後から手製の銃を持って近づき、約7メートルの場所で1発目を、さらに接近して約5メートルから2発目を発射していたことも判明。
致命傷になったとみられる2発目までは約3秒あったという。県警は容疑者の事件当日の動きについて「1発目の発砲音で気付いた」と説明している。当時の警備の在り方が問われそうだ。

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