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茶道教室でお友達同士の絵理(えり)ちゃんと由季(ゆき)ちゃん、先生は絵理ちゃんのおばあちゃんです。
近くの神社にお茶をたてるための水を汲みに行くよう頼まれました。
お茶をたてる水は「幸水(さちみず)」と呼ばれる神社の湧き水、これを使うのがおばあちゃんの「決まり」です。
神社に着くと予想通り由季ちゃんが遊び始めてしまいます。面倒見の良い絵理ちゃんが一生懸命なだめます。
神社の湧き水はほとんど出ていませんが、葉っぱを置いてみるとなぜか水が溜まって流れてきます。
「幸水」は神様がもたらす自然の恵み。水を汲んで戻ろうとすると由季ちゃんがいない!


あれから21年
笑顔で迎えてくれたのはおばあちゃん、お部屋には絵理さんの写真がたくさん飾ってあります。
それは事故で突然のことでした。ちょうど三回忌。おてんばだった由季さんが訪ねてきてくれました。病院関係のお仕事をしているそうです。