相次ぐ政治家への「暴力」、なぜ後を絶たない 背景にある社会認識

参院選の街頭演説中だった安倍晋三元首相に銃口が向けられ、殺害された。
じつは、脅迫など政治家への「暴力」は続出しているのが現状だ。
なぜ政治家への「暴力」は後を絶たないのか。

演説中にマイクを奪おうと男が乱入し、止めに入った秘書が殴られた、
「殺してやる」という趣旨の脅迫文や刃物入りの封書が送られてきた――。
参院選で当選した立憲民主党の辻元清美氏は、自身に対する「暴力」をそう振り返る。

今年3月には大阪府高槻市の事務所の窓ガラスが割られ、男が建造物侵入と窃盗未遂の罪で起訴された。
辻元氏は「怖いし、常に緊張を強いられている」と話す。
https://www.asahi.com/articles/ASQ7J72RYQ7CUTIL04G.html