【国土交通省】訪日客受け入れ開始 観光地などで期待高まる

新型コロナウイルスの水際対策で停止していた外国人観光客の受け入れが6月10日に再開された。
アメリカや中国、韓国など、感染リスクが低いとされる98の国・地域からの添乗員付きパッケージツアーに限定しているが、2年ぶりの受け入れ再開に観光地などでは期待が高まっている。

 これに先立ち、観光庁は観光関係者向けのガイドラインを公表。旅行業者や添乗員、宿泊事業者が留意すべき点をまとめた。
斉藤鉄夫国土交通相は7日の閣議後会見で「ガイドラインの内容を十分理解し、順守していただくことが、円滑な訪日観光の再開やその後の受け入れ拡大につながる」と強調した。

 ガイドラインでは文化や習慣が異なる外国人観光客に対し、旅行業者がツアー販売や予約時に感染対策としてマスク着用の徹底や民間医療保険への加入などを求め、同意を得ることを盛り込んだ。
従わない場合は、参加が認められない可能性があることを明記しており、同庁幹部は「今回の大きなポイントだ」と解説する。

https://www.zaikai.jp/articles/detail/1786/1/1/1
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