2022年7月31日 11時2分

FNNプライムオンライン

2019年、神奈川県大和市の自宅で7歳の次男を殺害したとして、42歳の母親が逮捕・起訴された事件で、神奈川県警は、その2年前に死亡した三男(当時1歳)に対する殺人容疑で、この母親を再逮捕した。この母親をめぐっては、これまで4人の子どもが不審な死をとげていて、これで次男と三男に対しては殺人事件に発展したことになる。

殺人の疑いで再逮捕されたのは上田綾乃容疑者(42)。2017年4月、自宅で、当時1歳の康生ちゃんを窒息死させた疑いが持たれている。上田容疑者をめぐっては、これまで、康生ちゃんを含めて合わせて4人の子どもが不審な死を遂げていた。

2002年には生後5カ月の長男が、2003年には生後2カ月の長女が、いずれも、上田容疑者と2人きりでいる時に死亡。2019年8月には、当時7歳の雄大くんが、突然、具合が悪くなり、病院に運ばれたが、まもなく死亡した。

県警は、雄大くんの不審死について、上田容疑者が、口や鼻をふさいで殺害した断定し、今年2月、殺人容疑での逮捕に踏み切った。上田容疑者については、故意に自分の子に苦しみを与え、周囲の視線を集め自分の肯定感を得る「代理ミュンヒハウゼン症候群」の疑いがあるとされていた。

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