https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220806/2000064736.html

大阪府水平社創立100年 部落解放同盟大阪府連が記念集会

部落差別の撤廃に取り組んだ全国水平社が大阪府でも創立されて100年を迎えたことを受けて、水平社の流れをくむ部落解放同盟の大阪府連合会が記念集会を開き、「人権や地域の課題の解決のために、行政任せにするのではなく、みずから変革と改革の一端を担っていく」と決意を新たにしました。

全国水平社は部落差別の撤廃に取り組んだ団体で、大阪でも「大阪府水平社」が100年前の5日、大正11年8月5日に創立されました。
この流れをくむ部落解放同盟の大阪府連合会は6日、大阪・港区で記念の集会を開き、自治体や教育委員会の関係者などおよそ250人が参加しました。
この中で、赤井隆史委員長が「部落差別の撤廃と人権の確立を求めて、日々、奮闘してきた100年の月日をかみしめながら、101年目の運動に向かって進んでいきたい」とあいさつしました。
また、集会では今後の運動について、「人権や地域を取り巻く課題の解決のために、行政任せにするのではなく、みずからも当事者としての責任と役割を明確にしながら、変革と改革の一端を担う」などとする決意表明をしました。