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野田聖子氏 最高裁の「夫は元暴力団員」認定に怒りの反論

自民党の野田聖子議員が10日、ブログを更新。週刊文春と週刊新潮に「元暴力団員」と報じられた夫が両社に対し名誉毀損で損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷が8日に、夫側の上告を退ける決定をしたことに「事実を踏まえていない」「遺憾」などと反論≠オた。

 最高裁の判決により「夫は元暴力団員」が確定したが、野田氏は納得していない。ブログでは夫の知人、勤務していた会社の関係者から詳細な事実関係を確認。これ「これにより、当時、夫がごく普通の会社員として真面目に勤務し、プライベートなども含め、暴力団員として活動する余地などなかったこと、また、暴力団との関係もなかったことを明らかにしていただきました」と主張した。

 また、暴力団に所属していたと証言した元暴力団組長については「昨年、京都府警が偽証罪の疑いがあるとして捜査を開始し、本年5月に至るまで熱心に捜査を続けてくださいましたが、残念ことに、当該偽証をした人物が死亡し、捜査は打ち切りとなってしまいました」とつづった。

 野田氏は真実性に関する唯一の証言者について「本年7月、捜査を担当した捜査官の方からは、この人物が偽証をしたものと考えていたとの見解を頂いています」と偽証≠強調。納得できない決着となったことに「最高裁の判断は誠に遺憾ではありますが、最高裁は法律審であり、上記のような事実を踏まえていないものであります」と釈明した。