(ゆらぐ「平和」のかたち:下)語り部の声、掘り下げるには ウクライナの現実、膨らむ不安
https://www.asahi.com/sp/articles/DA3S15387388.html
会場は気まずい雰囲気に包まれた。

 7月、東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)であった戦争の講話。空襲で友人を失った体験を語る二瓶治代(86)に質疑応答で、男子大学生が「日本も軍備を広げないといけないのではないか」と問いかけたからだ。ウクライナ侵攻を踏まえ、平和を保つためという理由だった