中国メディアのLatePost Autoは、CATLが今年の第4四半期に72kWhバッテリーパック搭載の新しいモデルYに使う
M3Pバッテリーを、テスラに供給し始めると報じました。2023年の早い時期から販売されます。
M3Pバッテリーは新しい正極材の組み合わせでできており、NCMバッテリーよりもコストを抑えながらも今市場に出ているLFPバッテリーより高いエネルギー密度を実現しています。
専門家によるとM3Pのエネルギー密度は最高で210Wh/kgと、同等のLFPバッテリーよりも15〜20%高く、安全性も同じレベルで、コストが低くなります。
世界動力電池会議でCATLの呉氏は、バッテリーパックの利用率が56%から72%に引き上げられ、セルも16%増量した麒麟のバッテリー構造を活用して、航続距離700kmほどの主流EVをM3Pのターゲットとすると話しました。
エコノミー/エントリークラスで、より少ない航続距離を必要とするモデルには、こちらも麒麟バッテリー構造を使用したナトリウムイオン電池を提供する予定です。乗用車に関してCATLは、必要な航続距離に応じて1,000km、700km、300〜500kmの、3つのセグメントにフォーカスしていきます。
https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/catl-m3p-inside-the-model-y-the-next-lfp/