立憲民主党は23日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と所属議員の関係を巡る党の調査で、新たに7人について旧統一教会関連の会合に祝電を送るなどの接点が確認されたと発表した。党内で接点があった議員は計14人となった。選挙での組織的な支援などは確認されていないとしている。

 新たに判明した7人のうち、大串博志衆院議員は、2015~19年の間に地元で開かれた旧統一教会関連団体の会合に秘書が3回代理出席し、祝電も送った。田嶋要衆院議員は04年に関連団体にパーティー券(1万円分)を購入してもらっていた。古賀之士参院議員は17年に関連団体の会合に祝電を送付した。

 岡田克也元外相、枝野幸男前代表、安住淳元財務相、福田昭夫衆院議員の4人は、旧統一教会と関係が深いとされる「世界日報」にインタビューが掲載された。

 西村智奈美幹事長は23日の記者会見で「全ての人が旧統一教会との関係(がある団体)だと認識していなかった。今後はしっかりと注意し、一切関係を持たぬよう徹底していく」と述べた。【宮原健太】

https://mainichi.jp/articles/20220823/k00/00m/010/211000c