>>1その人はこういう人だよ
2017年12月19日
> 先週末は、伊勢の修養団で研修を主催してきました。
> この研修は神宮の12月の月次祭に合わせて毎年開催されている
> もので、その主催を今年から私が引き受けることになったのです。
修養団
修養団は、1906年(明治39年)2月11日に蓮沼門三が作った社会教育団体である。
蓮沼が東京府師範学校(現・東京学芸大学)時代に始めた「美化運動」が
その起源である 。 「総親和」「総努力」をスローガンに「白色倫理運動」を展開 、
大正デモクラシーに逆行する日本精神の 普及を行った。 昭和初期には当時の
国家主義者から期待された団体である。 1937年(昭和12年)8月24日の閣議決定で
推進された国民精神総動員運動 を、民間の側から推進した。
修養団は蓮沼の『道のひかり』を信条とし、日本主義による倫理の確立を
目指している。 機関紙『向上』を発行している。
入団時には、「帝国風紀革正の同志たることを誓約す」という一文に署名することが
求められた。
修養団は、1974年4月に結成された「日本を守る会(現日本会議)」←★ココ大事
に結成当初から参加している。
修養団が全国各地で実施した野外研修の朝礼に行われた体操は「国民体操」
(松元稲穂による考案)と呼ばれ、この国民体操をベースに作られたのがNHKラジオ
体操である。ラジオ体操のルーツを辿ると、修養団にいきつく。
大正2年、蓮沼はイギリス生まれの少年団活動であるボーイスカウト運動の概況を聞いた。
蓮沼は修養団でそれができないかと、修養団幹事の小柴博に持ちかけ、小柴は東京
少年団を組織した。これが発展し東京連合少年団となった。そして大正時代後期、
東京連合少年団が母胎となって少年団日本連盟(日本ボーイスカウト連盟の前進)が
結成された