7月10日投開票の参議院議員選挙は、大方の予想通り与党が大勝した。選挙戦では「ここ数十年、賃金がほとんど上がっていないのは先進国で日本だけ。『給料が上がる経済』を実現する」など、長期にわたる経済の低迷について改めて問い直そうとする訴えも聞かれた。しかし、過去30年間の政策や実績をトータルに総括し、ここから脱するためには何が必要かについて説得力ある処方箋を提示した政党はなかったように思う。そして、有権者の側も特にそれを求めなかった。これでいいのだろうか?

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