三遊亭円楽 軽度肺炎で入院、約2、3週間、30日独演会は中止「高座に上がれる日に向け、治療専念」

 落語家の三遊亭円楽が、軽度の肺炎で入院したと27日、所属事務所の公式サイトで発表された。

 円楽は26日に息苦しさを感じたため、主治医の検査を受けたところ、肺炎が判明した。その他の症状はないという。現在の様子について、食事もとれ顔色も良いが、治療以外の検査を含めて大事をとって2、3週間ほど入院する。

 これに伴い、30日の三遊亭円楽独演会(東京・日本橋劇場)は開催中止する。

 円楽は1月下旬に脳梗塞となりリハビリを続け、11日に国立演芸場8月中席で高座復帰したばかり。同事務所は「再び入院となりましたことは、誠に残念でなりません。次に高座に上がれる日に向けて、治療に専念いたします」と説明した。

 続けて「円楽が、国立演芸場の高座にて『死ぬまでやります』と宣言し、我々も全力でサポートして参る所存ですが、毎度関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまうことは、大変心苦しく存じます。円楽本人も、『俺が動くことでいろんな人に迷惑かけちゃうな…』『やめたほうがいいのかな?』と言っているのを、励ましながら復帰したところでした」と心情を吐露。「落語家として、どこまでを見せていくのか?ということについては、本人も、我々身内やスタッフも、常に悩み続けております。厳しいご意見もいただきますが、『死ぬまでやる』と決めた以上、その目標に向けてできる限りのことをさせていただきたいです」と、サポートしていく旨をつづった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a05a4028a7632f2faaea12bdd58d3ab731aba85