https://news.yahoo.co.jp/articles/bfee9d09dc634c3e276dbb80ce277eef9b6ad410

賛成?反対?「スマホ禁止」の米レストランに賛否両論

米テキサス州フォートワースに7月27日(現地時間)にオープンした、イタリアンレストラン「カテリーナ」。このレストラン内では、全員のスマートフォンの使用を禁止しているそう。

【写真】アナログ派!「スマホを持っていない」と明かしたセレブ

さまざまな意見が集まっているというこのシステム。新たな制度を導入したシェフの考えとは?

いまや現代人が手放せなくなっているスマホ。いくつものレストランを経営し、シェフも務めるティム・ラブさんは、スマホのないディナーを楽しむ時間が必要だと考え、今回のレストランのコンセプトを決めたとのこと。

「もし、あなたが2時間もスマホから離れられないのであれば、このレストランは合わないと思います。1940〜50年代をイメージしたこの場には、しっかりとしたドレスコードを設け、上品さを保ちたいと考えています」

「カテリーナ」では、テーブルに着く前にお客さんにスマホを小さなポーチにしまってもらうそう。そのポーチはディナーの間、ゲストの近くに置いておくというシステムなのだとか。

緊急の場合の対応に関しては、<Paper City>でティムさんはこうコメント。

「電話がかかってくることを心配しているお客様には、昔ながらの固定電話を用意しています。お客さまに電話がかかってきたら、スタッフがテーブルまで電話機をお持ちします。また、ディナー中にどうしてもスマホが必要になった場合には、外に出て使用することも可能です」

また、空間や食事の写真を撮りたい人にはこんなサービスも。

「翌日、予約者全員に、注文したものすべての写真を添付したメールを送ります。それをオンラインで共有していただいてかまいません」

スマホ禁止のルールには利点があると考える人が多い一方、SNSで話題になりにくかったり、お店に足を運びにくいと感じたりするのではないかという意見も。しかしティムさんは、「“スマホ禁止”は間違いなくハードルになるものの、最終的には私に感謝するはずです」と発言。

オープンから1カ月経った「カテリーナ」。今後、どう評価されていくのかが気になるところ!