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「ちむどんどん」黒島結菜にも“朝ドラ女優のジンクス”が? 元ヒロインが陥った「9月崩壊」

《ちむどんどんは過去最低作品だと思う》

《脚本だけでなく、ヒロインの演技も問題な気がする》

 といった酷評がネット上で続き、もはや「炎上商法では?」という声すら上がっているのは、NHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」。SNSなど毎回ネット上では「#ちむどんどん反省会」というハッシュタグがつけられ、本来とは違う盛り上がり方を見せている。

 放送当初から、ツッコミどころ満載な設定が目立つ脚本に批判が向いていたが、残り1カ月というタイミングで潮目が少し変わってきた。ネットの声にもある通り、脚本よりもヒロインを演じる黒島結菜(25)の演技に疑問を抱く感想が目立つようになってきている。

「放送当初は、『ヒロインは一生懸命やってるのに脚本が悪い』と擁護する声が多かったのですが、主に料理シーンの粗さが目立つようになってきてから、黒島さんの演技に対しても否定的な声が出てくるようになってきました。味見するシーン、運ぶシーンが多く、たまに出て来る包丁さばきや箸の使い方が雑で、ソースをぶちまけるなどプロとは思えない所作が続いたためでしょう。『どんなに脚本が悪くても、そこは努力と演技力でカバーできるのではないか?』という声も上がっています」(スポーツ紙記者)

 平均視聴率(世帯)としては15〜16%を維持しており、視聴率的には思いのほか悪くないが、それは「怖いもの見たさ」の結果とも言えるだろう。

 さらに、黒島の演技に対しても《表情が乏しく、セリフ回しが単調》という声が多く、高校生から大人の女性になる変遷が、演技から垣間見えないという評価が目立っている。

「同じくNHKで放送された『アシガール』では明るく快活な主役の好演を評価する声も多かったのですが、『ちむどんどん』は黒島さんの負の代表作になる可能性もあります。脚本や演出の酷評ぶりを差し引いても、朝ドラヒロインとしての評価が低いのは、女優としてはかなり痛いと思います」(ドラマ制作会社関係者)

■「べっぴんさん」の芳根京子が明かす

 そうなってくると、やはり気掛かりなのが黒島のメンタル面だ。2017年7月21日に放送された「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)の「本音でハシゴ酒」で、「べっぴんさん」で朝ドラヒロインを務めた芳根京子(25)が「7月に体調を崩して、8月にマネジャーとケンカして、9月に精神崩壊する」という朝ドラヒロインのジンクスを明かし、さらに「私はこのジンクスは覆したんですけど、撮影が終わる3週間前に崩壊しました」と過去のメンタル崩壊について言及した。

「本音でハシゴ酒」に出演し「純と愛」で朝ドラヒロインを務めた夏菜(33)も「重圧すごかったよね?」と芳根と朝ドラヒロインならではの苦労を分かちあった。

 8月31日にすでに、クランクアップを迎えているとのことだが、この「ちむどんどん」酷評ぶりだと、芳根が語った「9月に精神崩壊する」というジンクスが、現実のものにならないか心配になる。