働く高齢者18年連続増、65~69歳は「2人に1人」 総務省推計
9/18(日)

 65歳以上の高齢者の人口は前年より6万人増えて3627万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29・1%となり、それぞれ過去最高を更新した。高齢人口に占める就業者の割合は25・1%、65~69歳に限ると、割合は50・3%となり、初めて5割を超えた。政府は、人口減による人手不足対策として、高齢者の就労を後押ししている。

 19日の「敬老の日」に合わせて、総務省が推計した。高齢者の女性は2053万人(女性人口の32・0%)、男性は1574万人(男性人口の26・0%)。年齢別では75歳以上が1937万人で総人口の15・5%を占める。

 理由について同省は「団塊の世代(1947~49年生まれ)が22年に75歳を迎え始めたことが考えられる」としている。80歳以上は1235万人で前年より41万人増えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d556f809cc310b0aa9d25cb48ada3000e64e9f2c