安倍晋三元首相が会長を務めていた自民党の保守系議員連盟「創生日本」は21日、安倍氏の死去後初となる会合を国会内で開いた。
安倍氏がやり残した政策を引き継ぐ方針を確認したが、安倍氏の後任会長は当面おかず、議連の向かう方向は定まらない。

 この日の会合は「安倍元総理の理念に迫る勉強会」。国会議員ら約50人が出席し、黙とうをささげた。
中曽根弘文会長代行は「安倍先生のご遺志を引き継ぎながら、国家の重要課題にも引き続き取り組む。今後も活動を活発にやっていきたい」と述べた。

(中略)

 創生日本は、第1次安倍政権が退陣した2007年、中川昭一元財務相が立ち上げた「真・保守政策研究会」が前身。09年に中川氏が死去した後、安倍氏が会長を引き継いでいた。【加藤明子】

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