【ニューヨーク共同】米証券取引委員会(SEC)は22日、米航空大手ボーイングの旅客機墜落事故の情報公開を巡り、同社と当時の最高経営責任者(CEO)のミュイレンバーグ氏がそれぞれ2億ドル(約285億円)と100万ドルの罰金を支払うことで和解に合意したと発表した。

 同社の小型機737MAXは2018年10月にインドネシア沖で、19年3月にエチオピアで墜落事故を起こし、計346人が死亡した。SECはボーイングが適切な情報開示をせず、投資家を欺いたと認定。同社が操縦ミスや整備不良を事故原因だとことさら強調するようなプレスリリースを出していたことなどを問題視した。

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