大量に遡上したベニザケ 釧路水系に50匹の群れ いったいなぜ

食用魚としておなじみのベニザケは、おもに北米やロシアの川で産卵し、日本の川に上るケースは少ないとされてきた。
ところが今年、北海道の釧路川水系の川に約50匹のベニザケの群れが姿を現し、魚類研究の専門家たちを驚かせている。国外で生まれたベニザケが、日本の川に迷い込んできたのか。それとも、日本生まれの個体なのか。ナゾは深まるばかりだ。

「川岸から水の中をのぞくと、ピンク色がかった赤色の魚影がたくさん群れていた。本当にびっくりしましたよ」

北海道弟子屈町の民宿経営、橘利器(としき)さん(65)はそう話す。

橘さんは、地元の釧路川水系の川で、大きなベニザケが約50匹、群れをなして泳ぐ様子を動画撮影することに成功した。

https://www.asahi.com/articles/ASQ9Z4VXFQ9NIIPE01P.html
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