女性だけでない“男性乳がん”、発症者が語る戸惑いと早期発見の重要性 医師「乳腺があるからなる、と知って」 セルフチェック方法は?(ABEMA TIMES)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f93016dfd7be784819d78f5681a69535566a418
(前略
乳がんの初期症状は男女で大きな変わりはなく、乳首の陥没、乳首からの出血などさまざま。では、もし胸に違和感があった時に男性は何科に行けばいいのか。正解は、乳腺科だ。
(中略
正しい知識が広まっていないことから早期発見が遅れるなど、死亡率は女性よりも高いという。さらに病院へ行っても…。
「『なんであの人は男性1人でいるの?』とか、たまに聞こえる。そう思うと、居場所がないというか。自分は病院に治療に来ているんだけれども、なぜかそこにいてはいけないような空気感。『なんでいるの?』みたいな」
(中略
沢田氏によれば、男性もセルフチェックができるという。手順は、(1)腕をあげて渦巻状に乳首から乳房を外へ触る、乳房全体を優しく押す、(2)腕を降ろして乳房全体を優しく押す、脇に手を入れてリンパの腫れがないかを調べる。「基本的には女性と同じで、入浴中に胸を触る。女性の場合は大きいので、上、下、全部触って、脇のリンパも触る。男性の場合は乳頭の下にできやすいので、触ればわかりやすい」。
一方で、間違えやすいのが「女性化乳房症」だ。「胸が痛くて張っているという男性の人がけっこういる。50歳以上だとだいたい薬の副作用で、血圧の薬を飲んでいて胸が張ってきたとか、痛くなることがある。50歳未満の方だと原因がわからなくて、放っておくと治ってしまうこともある。乳腺外科に来られる方の9割9分は女性化乳房症で、たまに乳がんの人がいらっしゃる」。
(後略