9日午後7時20分頃、栃木県栃木市都賀町家中の東武日光線の踏切で、浅草発鬼怒川温泉行きの特急リバティが軽乗用車と衝突した。事故後の点検に時間が掛かり、乗客61人が約4時間半にわたって車両内で待機させられた。栃木署の発表では、このうち3人が首の痛みなどを訴えているという。

発表によると、車が踏切内に入ったところ遮断機が下りた。運転していた40歳代女性は非常ボタンを押そうと車外に出たが、押す前に特急が車に衝突した。車は約50メートル吹き飛ばされ、線路沿いの電柱が破損した。女性にけがはなかった。

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