――実際、プロゲーマーになる人ってどういう人だと思っていますか?

ちょもす:医者、教授、社長の息子。

これはプロゲーマーに限りませんが
ゲーム業界で表舞台に立つ人がそれなりの確率でこれにあてはまる……気がしてるんですよ。
なんでかっていうと、儲からないから。
続けられる人がそもそも儲からなくていい人しかいないんですよ。
どっかが親の年収とか調べてみてほしいですけどね。たぶん、すごい数字になるんじゃないかと。

――ゲームをやり続けられる環境があった人が活躍していると。

ちょもす:今のプロゲーマーの生い立ちとかがもう金持ちの文脈だと思うんですよ。

もちろん金持ちじゃない人もいますけどね。でも、基本はお金持ちの人たちの世界だと思いますよ。まだ今は。
長期的に何もない状態が続くけど、長期的に続けないとそもそも成功する芽すらない。
だからある程度時間的、金銭的に余裕がないとスタートラインにも立たないし、その先も当たるかどうかってある程度ギャンブル要素がある。
あらゆる意味で余裕がないと基本的には厳しいと思うんですよね。

今までのゲームをやりこんでいた人たちって、ゲームをやりこんでいても生活に問題がなかった人たち。
これからどうなるかはもちろんわからないですけどね。

https://wellplayed.media/interview-chomosh-20190814/