連日のクマ目撃 小学校では鈴を鳴らして集団下校 周辺住民も対策<福島・喜多方市>

クマ鈴を鳴らしながら教職員に付き添われての集団下校...福島県喜多方市の関柴小学校がとった、子どもたちの安全を守るための対応だ。

通学路では警察もパトロール。そして、車で迎えに来た保護者も。

保護者:「まだ捕まっていないというか保護されていないみたいなので、子どもたちが歩いている時に、いきなり出て来たりしたら危ないので」
保護者:「鈴とかやっぱり持たせた方が良いのかなって。今までは鈴なんて持たせていなかったんですけど、考えますね」

10月19日午前0時半ごろに体長・約1メートルのクマが目撃されたのは、関柴小学校に隣接する道路。道路を横断し、田んぼのほうに向かったという。
被害は確認されていないが、学校は対応に追われた。

関柴小学校教頭:「ご家庭に帰った後に、不要な外出を控えていただくことが必要だと思いますが、教育委員会のほうからクマの情報などが入りましたら素早く保護者の方にお伝えできるように、学校のほうでは考えていきます」

18日には関柴小学校から1.5キロほど離れた場所にもクマが出没。同じクマかどうかは分かっていないが、警戒が必要。

こうしたなか、クマが現れた場所の近くに住む人はクマを呼び寄せないためにある対策をとっていた。近くに住む秋山さんは、2021年の秋にもクマが現れたことから、クマを呼び寄せないよう生ゴミを畑に捨てるのをやめたという。
秋山朝一さん:「食べに来るとしょうがないと思って、捨てないようにしてる」

警察は、20日も登下校の時間帯を中心にパトロールを強化して警戒することにしている。

https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2022/10/2022101900000009.html

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