■3期目だけでなく4期目までが確実視されている

 ――日本のメディアでは「党大会の注目点は習近平総書記が3期目に突入するかどうか」と言われてきましたが、専門家の間ではかなり前から確定的と見られてきました。

 【李昊(神戸大学講師)】2018年3月の憲法改正で国家主席の任期制限が撤廃されました。この時点でほぼ確実とみられていました。3期目どころか、4期目、つまり少なくとも2032年までは習近平トップでいくだろうというムードが濃厚です。もちろん、予想外の事態は起きるものではありますが、アクシデントがなければそうなるでしょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/72eb8ab03c16ff38e791083b1ab917505508c920