日本人は、みなよく似た考え方をしますし、違った考えを持っていても表立って口にしません。一方、移民が多い国では、自然に異質な考えが混じり合います。知識社会では、金太郎飴の日本よりも、異質性が高い移民国家の方が有利なのです。

つまり、20世紀までの工業社会では日本の同質性が有利に働いたのに対し、21世紀以降の知識社会では移民国家の異質性が有利に働くようになりました。これが、21世紀になって日本が凋落する一方、移民国家が台頭してきた大きな理由です(もちろん、それだけが理由ではありません)。


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