皇居を1時間以上も勝手に徘徊して捕まった中国人の正体 元公安警察官も啞然(デイリー新潮)
https://news.yahoo.co.jp/articles/495ae2139cd71d81d2cc9e1cc90b3f47ee04092c

(前略

この日、ある中国人男性が資料室を訪れた。ところが、資料室で閲覧を終えた後、一般人の立ち入り禁止区域を徘徊したというのだ。

実は、週刊新潮は「No.2が『秋篠宮』に謝罪 皇族に悪口三昧『皇宮警察』で隠蔽された『中国人皇居侵入事件』」(2022年6月30日号)という記事で、皇宮警察OBの話としてこう報じている。

《「本来なら利用者は最寄りの北桔橋(きたはねばし)門を通って皇居から退出すべきところ、男性は帰りに本丸から百人番所を経て、境界柵を不正に越えてしまったのです」

そこから、思いもよらぬ展開となった。

「車馬課の前を通って宮内庁庁舎へと入り込んだ彼は、地下の食堂で昼食までとっています。その後は、宮殿の西玄関から北庭へと抜け、盆栽の仕立て場である大道庭園へ。引き返したところ、ようやく賢所通用門近くの『吹上仲門』で身柄を確保されたのです」》

「中国人は、何人もの宮内庁職員とすれ違ったそうですが、資料室の閲覧者がつけるバッジを外していたため、誰も注意する者はいませんでした。北庭を歩いても注意されなかったのです」

資料室を出てから身柄を拘束されるまで、1時間を超えていたという。

「中国人の徘徊ルート上の近くには、坂下護衛署の友溜(ともだまり)警備派出所もありました。しかし、皇宮警察の護衛官は中国人を呼び止めなかった。その後の取り調べで中国人は、『道に迷った。お腹が減っていたので、食堂に入った』などと供述したそうです」

(後略