2022年のボージョレ・ヌーボー、その出来栄えは? 

果実味とストラクチュアの完璧なバランスを持つ、多彩な味わい
生産者にとっては厳しい年となったが、出来上がったワインは、多彩な特徴を示しているという。

2022ヴィンテージをテイスティングしたSICAREX Beaujolais(ボージョレの栽培・醸造研究機関)
取締役のベルトラン・シャトレ氏は、「ワインはバランスがとれ、肉付きが良く、力強い。
そしてアロマ豊かでフルーティーな表情に驚かされる」と評している。

2022年は暑く乾燥した気象により、「理想的な熟度で収穫されたぶどうは、
思い切りかじりたくなるほど」だったとシャトレ氏は言う。

そのぶどうを使ったワインについて、ボジョレーワイン委員会会長のダニエル・ブリア氏は、
「豊満でしっかりとしたストラクチュアがあり、熟成向きのワインもあれば、フレッシュで
心地よく肉付きがあり、飲みやすいワインもある」とコメント。

偉大な年と評された2009年、2015年、2018年、2020年と似ているところがあり、
「特別なワインとなる」としている。
http://wine-bzr.com/topic/column/18264/