コンビニの「上げ底商法」原材料高騰とは関係なしに、実は戦前から見られる日本の伝統だった [627247601]
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ネット上では数年前からコンビニの弁当や惣菜が実際の量よりもかなり多く見せて売っている、といういわゆる「上げ底商法」が問題になっていた。その代表が「スカスカサンドイッチ」、または「ハリボテサンド」とネット上で呼ばれる商品だ。
数年前、某大手コンビニチェーンのサンドイッチが炎上した。というのは、陳列された時に客に見える側にだけ細長いハムや卵が入っていて、奥の方にはバターやマヨネーズすら塗られていないという指摘がSNSで相次いだのだ。当時、競い合うようにアップされた画像を見ると、今回の「ArmstrongSensei」さんが描いた図通りの構造となっている。
つまり、ネット民の皆さんからすれば、このような「上げ底商法」というのはもう何年も前からも被害が報告されていた。にもかかわらず、巨大企業がゆえ、おとがめなしでスルーされてきた不正というわけだ。実際、2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏も、投稿を紹介した記事を貼り付けてこんな私見を述べている。
「大手のコンビニですら客を騙す行為を問題だと感じてないし、日本人の多くも見過ごしてる。こうやって、少しづつ劣化していくんだろうなぁ、、と」
しかし、このような意見に対して、「コンビニを一方的に悪者にするようなもの言いが納得できない」というような人たちも少なからずいらっしゃる。https://news.yahoo.co.jp/articles/549f9135c9ac2bfb34706510f505e96542881785
日本人は忘れっぽいので、あたかもこのような「上げ底商法」が最近になって生まれたかのように錯覚をしているが、実はこれは明治時代でも確認される日本の伝統的な商法だからだ。
日本における食べ物の「上げ底商法」は、政治や経済はほとんど関係ない。高度経済成長期、バブル経済、平成不況期などいつの時代も変わらない。事業者の規模も関係なく広まっている、極めて「ベタ」な売り方だ。
例えば、高度経済成長期に問題なったのは、デパートなどの「スカスカ贈答品」だった。
お世話になった人の結婚、出産、引越しのお祝いとして、果物や食品、赤ちゃんの衣類などを購入したところ、店で見た時は商品がぎっしりと入っていたのに、実際は発泡スチロールや丸めた紙などが大量に詰め込まれ「上げ底」にされていた…という問題だ。実際の商品が少ししか入っていないというような「被害」が多数報告されて、当時の通産省が動かざるをえなくなった。このことは『ゴテゴテ包装・上げ底追放 通産省やっと基準作り」(読売新聞1972年5月18日)というニュースにもなった。
国民の生活がもっと豊かになった80年代になると、観光地での「スカスカ土産」が問題になった。会社の同僚や家族に土産物を買ったところ、箱を開けてみたらやはり緩衝材などがたくさん詰め込まれて中身がほとんどないという「被害」が多発。以下のように、役所や自治体とのイタチごっこが始まった。
●「“上げ底”辛子明太子、中身たった35%もーー公取警告」(日本経済新聞西部 1980年7月29日)
●「過大包装や上げ底で消費者惑わすなーー栃木県、単価表示などに県独自の基準作成」(日本経済新聞1982年6月12日)
これらの「上げ底商法」は原料費高騰も円安も関係ない。追いつめられての「苦肉の策」というよりも、それぞれの事業者がもうかるという理由が全てだろう。https://news.yahoo.co.jp/articles/549f9135c9ac2bfb34706510f505e96542881785?page=2 【悪質】弁当の上げ底問題と理由についてのまとめ【セブン】【詐欺】【闇】 : ダメリーマンのだらり旅
皆さんこんにちは、ダメリーマンのアベです。
最近、コンビニ弁当を買ったんですが、
全くお腹いっぱいにならなかったんですよね。
ふと疑問に思い、ネットでコンビニ弁当について調べて見たのですが、
上げ底問題の指摘が数多くされていました。
上げ底問題とは、弁当の底を上げ
https://i.imgur.com/OUOeZvg.png
では、そこで気になるのは、なぜ日本の事業者はこのような「上げ底商法」に流れがちなのかということだろう。
いろいろなご意見があるだろうが、筆者は日本人の「員数主義」をこじらせた結果だと考えている。
「員数主義」というのは簡単に言えば、「とにかく数字の帳尻さえ合うのであればどんなことをしてもいい、それが多少モラルを欠いたことでも問題ない」という考え方だ。
コンビニも土産物屋もなぜ「上げ底」をするのかというと、そっちの方が売れるからだ。中身に合わせた形で容器を小さくしたりすると売れない。かといって、大きな器に見合うように中身を増やすには値上げをしなくてはいけないので、やっぱり売れない。
つまり、想定している利益、売り上げをキープできるように、「粉飾」の一環として、「上げ底」をしているのだ。
そこにあるのは、消費者の嗜好とか企業のモラルとかは一切関係ない、企業内の売り上げの計算が想定していた予算通りに達成できるのかという視点のみだ。社会からどう見られるとか、顧客の信頼がどうとかという発想はなく、組織内の数字の論理しかない。これが「員数主義」だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/549f9135c9ac2bfb34706510f505e96542881785?page=3
筆者はこれまで報道対策アドバイザーとして、不祥事企業を間近に見る機会が多くあったが、データ改ざんなどの不正の現場で「員数主義」には何度もお目にかかった。謝罪会見の説明資料をつくるために、不正をした人々に原因を聞くと、「数字を合わせるため」という回答が返ってくることが圧倒的に多い。数字を合わせるためには、多少汚いことをするのは「必要悪」だというモラルの壊れっぷりなのだ。
しかし、実際にその人の働きぶりや人柄を見ると、「悪人」ではない。むしろ、会社に忠誠を誓い、我が身を粉にして働く、典型的な「マジメな日本人」なのだ。
この不可解な現象はなんだろうと考えてモヤモヤしていた時、評論家の山本七平氏の『一下級将校の見た帝国陸軍』(文春文庫)を読んで、「ああ、これか」とパッと目の前がひらけた。それが「員数主義」だ。
従軍経験もあった山本氏は同書の中で、軍隊内で行われていた帳簿上の数と現物の数とが一致しているかを調べる「員数検査」についてかなり触れている。
軍隊というのは、軍服から銃弾ひとつとっても、すべて天皇陛下からのありがたい支給品だ。ゆえに、紛失をしてしまうのは許されない大失態だ。もし「員数検査」で部隊に支給された物品の数が合わないようなことがあれば、検査担当者からこんな罵声が飛んできたという。
「バカヤロー、員数をつけてこい」
山本氏によれば、これは「他の部隊から盗んででも数を合わせろ」と暗に言っているのだ。この「員数合わせ」という名の犯罪行為は、いじめや体罰と同様、軍隊内では表向きはご法度だったが、現場レベルではまん延していた。
「盗みさえ公然なのだから、それ以外のあらゆる不正は許される。その不正の数々は省略するが、これは結局、外面的に辻褄が合ってさえいればよく、それを合わすための手段は問わないし、その内実が『無』すなわち廃品による数合わせであってもよいということである」
このロジックは、筆者が不祥事企業で不正に手を染める人たちが語っていることと、怖いくらい同じなのだ。外面的につじつまが合っていればいい。それが後にバレて大問題になるということも頭のどこかにはあるのだが、それよりも目の前の「員数合わせ」を優先してしまう。
とにかく、つじつまを合わせなければという強迫観念があるので、検査データをいじるし、数字を改ざんしてしまうことに、罪悪感が薄れてしまうのだ。
コンビニのサンドイッチも同じだ。サンドイッチの仕様を変えて売り上げを落とすわけにもいかないし、値上げなどもってのほかだ。そうなるとできるのはデータ改ざんなどと同じ「粉飾」しかない。
見た目は何も変わらないように、中の具をどんどん減らしていくのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/549f9135c9ac2bfb34706510f505e96542881785?page=4 グラムやカロリーは記載してるから規制しようがないよね
日本の軍隊でまん延していた「員数主義」は戦後、日本企業に受け継がれた。当たり前だ。日本の戦後復興をした人たちは100%、戦時教育を受けた人で、大企業なども軍隊経験者が多く入ったからだ。
そういう「員数主義」の洗礼を受けた人たちが、管理職となり社長となり、戦後世代に「ビジネスとは何か」ということを手取り足取り教え込んだのである。日本企業が今も「員数主義」なのは当然だ。
下級将校として終戦を経験した山本氏は、「員数主義」という「病」こそが、日本軍という組織が機能しなかった元凶だと考えていた。
「戦後、収容所で、日本軍壊滅の元凶は何かと問われれば、殆どすべての人が異口同音にあげたのがこの『員数主義』であった。
そしてこの病は、文字通りに『上は大本営より下は一兵卒に至るまで』を、徹底的にむしばんでいた。もちろん私も、むしばまれていた一人である」
不正や不祥事で壊滅した組織の内情も見た経験のある筆者も、山本氏の考えに非常に共感する。
社長から現場の社員まで組織内の「数字合わせ」という論理に取りつかれている企業は、
ほぼ例外なくモラルが壊れる。日本軍のように、外部の声を無視して、独善的な暴走をしてしまうのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/549f9135c9ac2bfb34706510f505e96542881785?page=5 >>1
昔は客が見栄を張れるように店側がそういう細工してたんだよな 燃費テストで上げ底
杭打ちで上げ底
賞味期限改竄で上げ底
GDP モラルというかインテグリティの話だろ
昔からやってたからなんだと言うんだ なんだ日本の国技だったんだね、なら安心!
とはならんだろ 悪くない記事だが消費者の側にも問題あるぞ
ケンモメンが中身のある良品や良心的企業を発見しても、ものすごい数の、ものすごい数の馬鹿が上げ底商品を買い
市場から優良企業を駆逐していく
上げ底商品を見つけたコンビニでは徹底して二度と買うな! 容器の開発で無駄な力使うよな
途上国の汚い屋台だってあんなインチキな容器なんか使ってないのに 世界中どこでもやってる
いつまで日本だけが特別な国だと思ってるのよ アメリカ人の卵メーカーが
「日本が一番卵の見た目に厳しい
古い卵でも新しく見えるようにしてくれと注文が来た」
と何年か前に卵のドキュメンタリーで見たな あんなあからさまにやって客離れのこととか考えないのかね
少なくとも俺はできる限り避けようと思うようになったが 昔は一部の悪質な業者だやってるだけだったのに
今じゃ日本人なら誰でも知る大企業でさえ公然とやってるからな さすが公文書改竄、統計捏造民族
遺伝子レベルで卑劣 かつて牛肉偽装をやりまくってたせいで日本は消費者運動がスタートしてるからね 持ち上げた時に重量感無かったら買わない
これを徹底してる >>22
あるだろw
合わせる記述は固定なんだよ
軍隊備品を紛失してて紛失しましただと備品総数が減るだろ
だから他所か盗んででも合わせる
底上げ弁当場合は弁当の見えてる面が絶対基準として
見えてないところでは減らしてで辻褄を合わせる 記述x
基準
この話で弁当が理解できないのはバカか
員数主義どくされてる
基準を変えないだめな事態に陥ってても
基準を死守する事に労力使うから終わってる 最近あったろ
一度決めたのでやめられなくなった by 政府関係者
あれだよ おにぎり2個とお茶買ったら500円だった
終わりだよこの国 ああ、日本人を騙しにくくなったから観光立国とか急に言い出したのか…
代わりに外国人をってね…納得した… この上げ底詐欺なんて本来消費者庁の指導なり摘発が入るのが当然の案件だよな
官民癒着の腐りきってるジャップ以外では >>42
ギリシャのように
競争力ある企業が少なくなってるからってのもある
競争力ない企業が増えたってのは日本企業の時価総額ランクで昔は上位に入ってたのに
今はさっぱり上位にないのでわかるが
海外展開してる日本企業の利益は悪くないのは不思議 こうやって問題を棚上げにするからいつまで立っても改善しない >>22
帳簿の上で弾薬等を揃える※盗品や整備不良品でも可
客から見える見栄えだけは揃える※中身はなんでもいい
同じでは? 大阪のおばちゃんはガワの大きさより持ち重りを重視するから上底に敏感なんだろうな。 >>49
そうやって逃げるからいつまで経っても成長しないんだよ >>22
一番上と下だけ本物の万冊であとはコピー用紙で作った100万円の束が一つ
これ上げ底で員数合わせね 日本人って商品のクオリティに厳しいようでいて実は全くあさっての方向みているのでは?
偽物のチーズやベーコンが売られていても全然文句言わないけど
包装が汚いとかダンボールがへこんでるとか変なクレームばかり言うし
商品のクオリティを落とされても何も気づいていないのでは? >>22
虚偽粉飾って点では同じだが戦前の上げ底商品を出してくるかと読者は思うから肩透かしだし切れ味がイマイチだよな コンビニは上げ底に変わっていったのに戦前からあったって頭おかしい記事だな 正直で真面目なはずの日本人がなぜこんなことしちゃうんだよ ローソンで直巻きオニギリ買ったら海苔が半分しか巻かれてなかったわ
昔は一周巻いてたと思うんだけど >>43
環境省でもいいと思うわ
セブンの2段底とか無駄すぎる >>11
戦略の失敗は、戦術で取り返せず。
戦術の失敗は、戦闘で取り返せず。
戦闘の失敗は、敗北(死)を意味する!
†こんな上層部が組織を滅亡に追い込む!
・実効性より形式主義を重んじる
・学閥重視で産官学が狭い人脈でつながる
・組織内でムラ社会をつくり,なれ合う
・組織存続のため,不正を隠す
・外部からの情報を無視して,己の置かれた厳しい現実を直視しない
(『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』,戸部良一・寺本義也・鎌田伸一・杉之尾 孝生・村井友秀・野中郁次郎) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています