勤務先の小学校で児童の"洗濯ネット"を盗んだほか、別の児童の教材を壊したとして、札幌市の小学校の37歳の教師が懲戒免職処分となりました。

 11月17日付けで懲戒免職処分となったのは札幌市立の小学校の37歳の男性教師です。

 札幌市教育委員会によりますと、この男性教師は2019年1月、自らが勤めていた小学校で児童の洗濯ネットを盗み、窃盗の疑いで2022年7月に逮捕され、8月に起訴されていました。

 また2022年3月には別の児童の教材を壊し、器物損壊の罪で追起訴されていました。

 男性教師は「申し訳なく思っている。大変反省している」などと話しているということです。

 札幌市教委の檜田英樹教育長は「大変遺憾であり、極めて重く受けとめています。職員一人ひとりが自覚をもって行動するよう指導し、市民の見な柾の信頼を回復できるよう努めてまいります」とコメントしています。

 また、この男性教師は2022年5月、警察の捜査で自宅のパソコンから68万点のワイセツな画像が見つかったことから、児童ポルノ禁止法違反の疑いでも調べを受けていましたが、9月に不起訴処分となっていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5543bebf595ca360f627c123777e2f12691b78fc