小1児童の背中に「先生の給食を勝手に食べました」と反省文、校内歩かせた女性教諭を処分

 大阪府立支援学校で2020年、20歳代の女性教諭が、教諭の給食を勝手に食べた小学1年(当時)の男子児童の背中に反省文の紙を貼り、校内を連れ歩いていたことが府教育委員会への取材でわかった。府教委は「児童に対する不適切な言動」として今年9月2日付で訓戒処分とした。教諭は同12日に依願退職した。

 府教委によると、教諭は20年10月28日、「ぼくは先生の給食を勝手に取って食べました。反省しています」と手書きした紙を児童の背中に貼り、約20分間、2人で校内を歩いた。児童は、給食時間に教諭が席を外していた際、教諭の給食を食べたという。

 校内にいた別の児童の保護者が貼り紙に気付き、学校に連絡した。教諭は府教委の調べに事実関係を認め、「ほかの教諭が児童に声をかけるきっかけになると思った」と釈明。男子児童の保護者に謝罪した。
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