クリスチャン半数割れ! 国勢調査で判明

■イングランドとウェールズで、キリスト教信者の数が初めて半数を下回ったことが、2021年の国勢調査の結果で明らかになった。
BBC(電子版)が報じた。

 キリスト教信者だと答えた人の割合は46.2%で、2011年の国勢調査の59.3%から大幅に減少した。
一方、無宗教と答えた人は、25%から37.2%に増加。イスラム教徒も11年の4.9%から6.5%に増加していた。

 この調査は10年ごとに行われているが、2001年にキリスト教信者と回答した人は70%以上だった。
この20年でキリスト教信者が30%近く減ったことが判明した。

 また、イングランドとウェールズの住民の81・7%が白人であると回答し、10年前の86%から減少。
次に多いのがアジア系で、アジア系イングランド人、アジア系ウェールズ人など9.3%を占め、
人口でいうと420万人から550万人にアジア系が増えたことも明らかになった。

 白人が少数派になっている14の地域としては、ルートン、バーミンガム、レスターなどが挙がっており、
イングランドとウェールズ在住で「英国人ではない」と回答した人のうち、
最も多かったのはポーランド人、次いでルーマニア人という結果であったことが報告された。

https://www.japanjournals.com/uk-today/17527-221212-1.html