バイデン米大統領の長崎訪問浮上 来年5月の広島サミット時想定
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 日米両政府の間で、バイデン大統領が被爆地長崎市を訪問する案が浮上していることが分かった。

 複数の政府関係者が20日明らかにした。来年5月に広島市で開催する先進7カ国首脳会議(G7サミット)の前後を想定。実現すれば、現職米大統領の長崎訪問は初めてとなる。

 長崎と同じ被爆地の広島は、2016年5月に当時のオバマ大統領が初めて訪問した。伊勢志摩サミットを終えた後、平和記念公園で慰霊碑に献花し、被爆者と言葉を交わした。バイデン氏は「核なき世界」を掲げたオバマ政権で副大統領を務め、自身も核軍縮に意欲的だ。

 長崎も米大統領来訪への期待が当時から強く、今月13日には田上富久長崎市長が岸田文雄首相に直接要望していた。