https://news.yahoo.co.jp/articles/96448cfe12be3f263022f3eefbef0d2a3273c2d3
寝る前たった1分の体操!気功のパワーで巡りを促進させる「腕ふりこ」で眼病予防を
血流の悪さは、目にも悪影響を及ぼします。眼病予防のために、道具も不要で毎日簡単にできる体操を、眼科医の本部千博さんに伺いました
ほんべクリニック眼科・統合医療科 院長。著書に『眼科医が開発! 1日3 分眺めるだけ! 「眼筋ほぐしメガネ」で近視と老眼を治す本』(宝島社)他多数。
自律神経を整えて、目の周辺の血流を改善
「目の酷使だけでなく、長時間同じ姿勢を続けることや運動不足も目に悪影響を与えます」と言うのは、眼科医の本部千博さん。
目の老化のほか、目の病気の予防にも、全身からのアプローチが効果的だと言います。
「体を動かさないと全身の血の巡りが悪くなり、細い血管から詰まってきます。眼球には毛細血管が集まっているので、血流の悪さが原因の『正常眼圧緑内障』になりやすくなります」
では、どのような動きが眼病予防に効果的なのでしょうか。
「『スワイショウ』という気功の準備運動があります。腕をふりこのように動かすだけですが、全身の血流を促し、脳疲労を取れやすくしてくれます。すると、自律神経が整い、血圧や血流が正常に。ピント調節能力も上がり見えやすくなるだけでなく、正常眼圧緑内障などの予防にもつながります。ポイントは無心で腕をぶらぶらさせること。就寝前の1分、目にいい体操を習慣化してみて!」
図①:内から外に向けての力が強くなり、視神経が圧迫される。
眼圧が正常にもかかわらず、視神経が圧迫されて起こるのが「正常眼圧緑内障」
血流が悪くなることで、視神経の働きも滞りがちに。全身の血流を促すことで視神経の疲れを取り除き、正常眼圧緑内障を予防・改善する効果が期待できます。
気功のパワーで巡りを促進、目の老化・病気を予防! 「腕ふりこ」
【やり方】
脱力して両腕をぶらぶらと振る
足を軽く開いて立ち、腕を下ろす。視線は水平に保ち、腕ごと上体を左右交互にひねる。ウエストをひねることで腕が自然と振られるように、ひざ、股関節、腕は脱力して行う。
【ポイント】
でんでん太鼓のイメージで、背骨を軸にして腕を振る。骨盤とお尻はなるべく振らない。