マイクロソフト、「ChatGPT」を活用した「Bing」でグーグルに対抗か
https://japan.zdnet.com/article/35198182/ OpenAIに対してMicrosoftが2019年に出資した10億ドル(当時のレートで約1080億円)は、「ChatGPT」の開発に役立てられた。その投資は、Microsoftの検索エンジン「Bing」の強化というかたちでまもなく実を結ぶ可能性があるという。The Informationが報じた。
ChatGPTを活用したBingの検索機能は早ければ3月末までに搭載されるという。OpenAIに対するMicrosoftの10億ドルの投資には、
「Azure AI」における新たなスーパーコンピューティングテクノロジーの開発を目的とした、複数年にわたるクラウドコンピューティング関連の独占的提携関係も含まれている。
Microsoftの計画に詳しい2人の情報筋がThe Informationに語ったところによるとMicrosoftは、ChatGPTの人工知能(AI)を用いて検索クエリーに回答するバージョンのBingを立ち上げ、
「Google検索」や現行のBingが提示するようなリンクの一覧とは違ったかたちで検索結果を提供しようとしているという。これは、検索市場で圧倒的な地位に君臨しているGoogleの牙城を崩すための武器となる可能性がある。