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インドのお茶の歴史
植物としての茶の木は、古くからインドの人々に親しまれていました。インドの人々が食用として茶葉を摂取していたことは、紀元後数世紀の記録にも残っています。
しかし、インドでお茶が飲み物として普及したのは、18世紀にイギリス人が訪れるようになってからのことです。

中国から茶葉を買い続けるのは高くつくと考えたイギリスが、中国から茶の種を盗み出したという物語は、多くの人が聞いたことがあることでしょう。
こうして幾度かの試行の末、こっそりと中国から持ち出された茶の種や苗はインドの大地にもたらされ、その後見事に根付き、1720年代にはすでにイギリスの東インド会社がアッサム地方で大規模な茶の生産を始めるにいたります。