広島県北部にある安芸高田市で12年間にわたり続いた結婚支援事業が2021年、打ち切られた。
市認定の「結婚コーディネーター」が出会いをお膳立てした男女が結婚に至って市内に定住すれば、コーディネーターが市から報奨金をもらえる仕組みだった。少子化対策目的の「官製婚活」はなぜ終わったのか。
20年に就任した元銀行員の石丸伸二市長(40)は「結婚しないといけない、子どもを持たないといけないという強迫観念をなくしたい」と言う。その真意とは。【聞き手・山田奈緒】
https://mainichi.jp/articles/20230106/k00/00m/040/261000c