2019年に東京・池袋で起きた暴走事故で妻子を亡くした男性を、SNSで中傷するなどして、侮辱罪と偽計業務妨害罪に問われている油利潤一被告(23)の判決公判が、午後1時半から開かれた。

【画像】池袋暴走事故の遺族を中傷。犯罪予告の罪にも問われた男。事件関連の画像はこちら。

東京地裁は、油利被告に、懲役1年および拘留29日、執行猶予5年の有罪を言い渡した(求刑:懲役1年および29日の拘留。改正前の侮辱罪の法定刑は「拘留または科料」)。

2019年4月、池袋で起きた暴走事故で、妻の真菜さん(当時31)と娘の莉子ちゃん(当時3)を亡くした松永拓也さんは、交通事故の撲滅を訴える活動を続けている。

起訴状などによると、油利被告は、去年3月、その松永さんのツイッターに、「金や反響目当てで、闘ってるようにしか見えませんでしたね。そんな父親、天国の松永莉子ちゃんと松永真菜さんが喜ぶとでも??」「お荷モツの子どもも居なくなったから乗り換えも楽でしょうに」などと書き込み、侮辱罪に問われている。

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