北海道札幌市の無職、諏訪博宣被告(29歳)が19日、武器等製造法違反・銃刀法違反の疑いで警視庁に書類送検されました。

警視庁によると諏訪被告は自宅マンションで2017年、無許可でおもちゃのエアガンを改造して、金属製の弾丸を発射できるエアガンを製造、また去年10月には、改造エアガンやナイフなどを所持した疑いがもたれています。

諏訪被告は、黒い粉のようなものにマッチの火を当て、勢いよく炎が立ち上る動画などをSNSにアップしていました。

調べに対し諏訪被告は、「子どもの頃からエアガンやナイフが好きだった」「ネットで調べてエアガンを改造した」と容疑を認めているということです。

諏訪被告は去年、自宅で黒色火薬を所持していたとして逮捕・起訴されていました。その後、手製の銃を製造したなどとして追送検されています。

その際には、「安倍元首相の事件で規制が強化されていると思い、ホームセンターなどで急いで材料を買いそろえた」というような趣旨の供述をしていたといいます。

実は警視庁は、去年7月に起きた安倍元首相の銃撃事件を受けネット上で警戒していました。そこで、改造エアガンを販売しているとみられる諏訪被告をみつけたということです。

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