「片方の監督が審判に」 東海第二原発の控訴審、裁判長は過去の原発訴訟で国の代理人だった
https://www.tokyo-np.co.jp/article/226823
日本原子力発電(原電)東海第二原発(茨城県東海村)の運転差し止めを11都府県の住民らが求めた訴訟で、
東京高裁の控訴審の裁判長が過去の原発関連訴訟で国側代理人を務めていたとして、原告団は22日、裁判長に自発的な辞退を求めていることを明らかにした。

東京都内で開いた決起集会で報告した。原告団によると、裁判長は、昨年9月に東京高裁部総括判事に就任した永谷典雄氏。
人事交流で法務省のポストを長く務め、国が当事者となった裁判で国側の立証活動などを担っていた。
要求の回答は26日を期限に定め、対応がなければ31日の第1回口頭弁論の冒頭で永谷氏を担当から外すよう申し立てる「忌避」の手続きを取る。

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