加藤勝信厚労相は29日、フジテレビ系『日曜報道 THE PRIME』(日曜午前7時30分)に出演し、
中国からの入国者を対象に強化している新型コロナウイルス検査の緩和に前向きな考えを示唆した。

中国での新型コロナウイルス感染症の急拡大を受けて政府は中国からの入国者に対し、
PCR検査の義務づけなど対応を強化している。

加藤大臣は「いまの措置を行いながら、状況をみて柔軟に対応していく」としながら、
「実際(中国からの)入国者の陽性率は1%を切っている。
ゲノム検査でも日本で流行しているウイルスと同様のものというのが現状だ」と説明した。
その上で、5月8日から新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に引き下げられることに伴い
「水際でチェックしていくことは基本的になくなっていく」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e66279b8994345e712b0146a813089834c41402d