その背景には、日本の科学技術関係予算が、主要国が軒並み大きく増加させている中で2000年以降停滞している現状があります。
とりわけすぐに利益を生むわけではない基礎科学の分野は研究費や安定したポストを得るのが容易でなく地盤沈下が進んでいます。
 もう一つ気になる傾向もあります。JAXA・宇宙航空研究開発機構が行った世論調査では、
宇宙の科学研究や探査に興味があると答えた人の割合が男性で年代別に見ると若い世代ほど減っている傾向が目立ちます。
かつて宇宙と言えば夢やロマンに満ちた若者の憧れの対象だったはずですが、今やそうではなくなっているのか?
あらゆる科学技術が結集される場でもある宇宙開発が若年層の関心を引かなくなっているとすれば、科学技術立国を掲げてきた日本の先行きに不安も否めません。
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/420872.html
若年層ほど興味がない
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