2021.02.10
低コストと高い信頼性、そして柔軟性という3つの柱を高いレベルで実現するため、H3ロケットではさまざまな新技術を導入している。
それは、機体の各所に見て取れる。組み込まれた機器だけでなく、その製造方法、さらに打ち上げを実施する射場でもH3は従来と
一線を画す。今回はアビオニクス(電子機器)で採用された自動車用部品について取り上げる。

 H3のアビオニクスは、そのほとんどの部品を自動車用電子部品から採用している。これは宇宙機としてはかなり画期的だ。
部品点数で約90%が自動車用部品となっている。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01540/00014/