ちょうどこの国際比較調査においても「恋愛は金がかかる」という項目がある。その結果が以下である。

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きれいに、日本の男性だけが圧倒的に突出している。

結婚にいたる前の恋愛において、「デート代を男はおごるべきか」という「おごり・おごられ論争」が常に話題になる。「デートの食事代は男だけが払うのは不公平だ」vs「女だって洋服代や化粧品代にお金がかかっている」のような、不毛などうでもいい(失礼)論争が定期的に勃発するものだ。つい先日もヤフーのコメンテーターコメント欄にその件について書いたところツイッターで大きな話題となった。

しかし、この内閣府調査での割合を見ても、一番割合の高い日本でも「恋愛には金がかかる」と言っている男性はせいぜい25%程度にすぎず、これは、いわば「恋愛に無駄な金を使っている」層が25%もいるだけという見方もできる。実際恋愛相手がいる層は、お金などかけずに豊かな恋愛をしているのだと思う。もしくは、「金がかかる」と言っているのは「お金をかけなければ相手が見つからない」層だろう。

https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20230217-00337576