https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230224/2000071324.html

国公立大学2次試験 25日から前期日程 関西でも会場準備

25日から国公立大学の2次試験の前期日程が始まるのを前に、関西の大学の試験会場でも準備が行われています。

このうち、大阪・住吉区にある大阪公立大学の杉本キャンパスでは職員が会場の設営にあたり、受験生を案内するための表示をはり付けたり、立て看板を設置したりしていました。
国公立大学の2次試験の前期日程で、大阪公立大学では4つのキャンパスの試験会場で、あわせて5400人余りが受験する予定です。
去年の大学入学共通テストの際、東京大学で受験生が切りつけられた事件を受けて、試験当日は警察と連携してキャンパス周辺を見回り、防犯対策を強化するということです。
また、体調がすぐれない受験生が出た場合に備え、休養室に大学の医師と看護師が常駐し対応にあたるほか、感染症対策として休み時間ごとに教室の換気をしたり教室とトイレの前に消毒用のアルコールを用意したりすることにしています。
大阪公立大学入試課の味田哲也 課長代理は「試験が安全・安心に実施できるよう、教職員で準備しているので、あすは受験票などの忘れ物がないよう時間に余裕を持って試験会場に来てもらい、日頃の努力の成果を発揮してほしい」と話していました。