「金融緩和 メリットが副作用を上回っている」
日銀の今の金融緩和策の効果と副作用については「政策には常に効果と副作用があるが、それを比較、考慮しながら、最も適切な政策を実施する必要があると考えており、現在の金融緩和はメリットが副作用を上回っていると考えている」と述べました。

またマイナス金利政策や、短期金利と長期金利に操作目標を設けて金融緩和を行う「イールドカーブコントロール」について、「メリットとしては、適切な水準に金利をコントロールすることで良好な金融緩和を持続できることが挙げられる。一方、デメリットとしては市場機能に影響が出るかもしれないという点が挙げられる。日本銀行はさまざまな手段を講じ、去年12月には運用の一部見直しを実施していて、現状この効果を見守っているところだ」と述べました。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230227/k10013991891000.html