「間違えたっていいじゃない」偉人の“口ぐせ”が表す苦境を乗り越えるコツ

偉人研究家の真山知幸さんが、歴史に名を刻んだ偉人達の名言をテーマ別に紹介します。

歴史に名前を刻んだ偉人たちの「名言」には、人生の壁を乗り越えるヒントがあふれています。人生の困難にぶつかったときこそ、
発想を変えてくれる偉人の言葉や口ぐせが役に立つはず。そこで、言葉の力で人生を大きく動かした偉人たちの名言をテーマ別にご紹介します。

自分らしく、生きていくために
偉人ーー。そう呼ばれるからには、さぞ立派な人物だったのだろう。そう誤解しがちですが、実際のところは劣等生や、
はみ出し者が多くいます。

天才アインシュタインは、数学以外まるっきりダメで就職にも苦労し、発明王エジソンにいたっては、小学校を中退。
さらに言えば、借金を繰り返した医学者の野口英世や、職を転々とした作家の江戸川乱歩のような挫折を経験した人たちも、
偉人には珍しくありません。

また、不遇な人物も目立ちます。喜劇王チャップリンのように貧しい境遇に生まれたり、ノーベル文学賞受賞作家の川端康成のように
生後すぐに肉親が次々と亡くなったりと、運命に翻弄されながらも、彼らは苦境をバネに大成しています。

なぜ、偉人たちは、そんなふうに「大きなマイナスをプラスに変える」ことができたのでしょうか。

それは、発想の転換がとても上手だからです。普通の人ならば諦めてしまうような状況も、
偉人たちはむしろ絶好のチャンスだと捉えます。そうして見方を変えないことには、
マイナスだらけの人生を挽回できなかったからでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1452ccaa8dfae4c26103761190433ba9bc5b2b14