日本維新の会の馬場伸幸代表は16日の記者会見で、ロシアによる侵略を受けているウクライナへの支援として、ピックアップトラック20台や缶詰類を提供すると明らかにした。「身を切る改革」の一環で党所属国会議員の歳費の一部を積み立てた資金から約1・5億円を充てる。21日に同国のコルスンスキー駐日大使らを招いて贈呈式を行う。

浅田均参院議員会長、猪瀬直樹参院幹事長が中心となって調整。現地では世界から集まる支援物資を運搬するトラックのニーズが非常に高いという。会見に同席した猪瀬氏は「(ウクライナ侵略は)日本人にとって当事者性のある問題だ。本当は岸田文雄政権には1000台くらい送れと言いたい」と語った。

トラックはトヨタ・ハイラックスの新古品。ウクライナの隣国ポーランドで陸揚げし、現地に届ける予定という。

https://www.sankei.com/article/20230316-CE7UF2DM2JO3FHV6HIRS5IBQI4/