関電舞鶴発電所2号機、燃料貯蔵設備が発火恐れ 対策で運転一時再開へ

 京都府舞鶴市千歳の関西電力舞鶴発電所で14日起きた火災で、関電は17日、停止中の2号機の燃料を貯蔵している設備で発火に至る可能性があるとして、18日に一時的に運転を再開すると発表した。

 関電によると、2号機は被災していないが、運転中止に伴って石炭と木質ペレットを貯蔵している「バンカ」内の一酸化炭素濃度が上昇傾向にあり、温度上昇を抑えるため、残った燃料を消費する必要があるという。

 稼働は18日午前4時前から約18時間の予定。火災の原因は調査中で、1、2号機(出力合計180万キロワット)の正式な運転再開は未定としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7bd88053695d76e3c952cad77c8db9140e721171